らき☆すたを、犯人です

らき☆すた―らき☆すた殺人事件 (角川スニーカー文庫)

らき☆すた―らき☆すた殺人事件 (角川スニーカー文庫)

恐らくは一時間かからずに読破したと思うこのノベライズ、何が凄いって印象に残った単語が「らき☆すた」ではなく「ひまわりのチャペルできみと」だったという事。…面白いんでしょうかね、そのエロゲ?竹井10日シナリオはやった事ないんで興味はあるのですけど。
読み始め、どんなオチを想定して読むかによって多少評価が変わってるようにも思えますが、ミステリの出来以前にアウトな人はアウトかも知れません。特に事件まわりに対するモラリティの欠如が、後付においては比較的容易に埋め合わせできる…ものの、やはり不快な部分もあったり。逆に、もっとはっちゃけていた方が楽しめた、というのが率直な感想です。
とらのあな特典付き目当てで、かつさっくりと読めるプチミステリ…というピンポイント作品よね…と思いつつ。