2005-01-01から1年間の記事一覧

私的ブック・オブ・ジ・イヤー2005

という訳で今年の「読書」を振り返り。ライトノベル8割ミステリー・エンターテイメント2割という偏った読み方かつ、両者の境界線を気にせず勝手にランキングあれこれ形式で。 ・私的ブック・オブ・ジ・イヤー2005死神の精度作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカ…

運命の交差点

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』FINAL PLUS〜選ばれた未来〜を観る。 SEED、SEED DESTINYを振り返るのはこの特別編を観てからにしようと決めていた、というのはさておいて。まずは最後の追加エピソード。すすすすすす、素ー晴らしい!大・爆・笑!どこをど…

ナンバーエイト

ROOM NO.1301(7) シーナはサーカスティック? (富士見ミステリー文庫)作者: 新井輝,さっち出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2005/12/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 45回この商品を含むブログ (51件) を見る日奈・佳奈との関係が二転三転した前巻か…

サイレント・ブルー

くそ寒い冬の街に青色のイルミネーションが静かに輝く夜というのも悪くないなーそんな事を思いながら、私は家路を急ぐ。エロゲとかエロゲとかエロゲをその手に抱えて。これで3連休に一日一殺の勢いでインストールの準備は整った!…てのはどうでも良くて、青…

春をまたもうひとつ。

春待ちの姫君たち―リリカル・ミステリー (コバルト文庫)作者: 友桐夏,水上カオリ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/11メディア: 文庫 クリック: 15回この商品を含むブログ (79件) を見るなかなか衝撃的なデビュー作『白い花の舞い散る時間』がまだ記憶に…

トリプルバースデー

舞-乙HiME 第11話「HAPPY☆BIRTHDAY」感想。 ニナの三白眼が可愛かったです。セルゲイを挟んででの三角関係突入?的な鼓動が聞こえましたがどうなんでしょう。セルゲイが人格者っぽいせいか、モヤモヤした展開にはならなさそうですけども。 それにしても3人…

マーチングダイアリーNO.2

ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常〈2〉 (電撃文庫)作者: 榊涼介,きむらじゅんこ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/12/01メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (29件) を見るまさかまだ続いていたとは!の「榊ガンパレ」最新…

解き放て!

乃木坂春香の秘密(3) (電撃文庫)作者: 五十嵐雄策,しゃあ出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2005/12/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (91件) を見る巻を重ねる毎にスケールアップする乃木坂家まわりの舞台設定とは裏腹に、微…

恋ノ花の咲く惑星で

空ノ鐘の響く惑星で〈9〉 (電撃文庫)作者: 渡瀬草一郎,岩崎美奈子出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/12/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (76件) を見るいや、凄い。何が凄いって、主要キャラほぼ全員に降って湧…

ラスト30分だけですけど。

コンドルズ夏のダンス公演日本縦断大頂上ツアー2005「TOP OF THE WORLD」を観る。 あいたー、全然チェックしてなかったので気づいた時には終わりかけでした…WOWOWにて視聴。結構久しぶりに見るコンドルズ、かなり大きなハコでやるようにな…

far away

赤緑黒白 (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11/15メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (110件) を見る12月といえばクリスマス、クリスマスカラーといえばこのタイトル。Vシリーズ完結編は最もチープにして最も豪…

ホロウ、感想。

Fate/hollow ataraxia感想、ここからはネタばれ有で。

ホロウ、考察。

Fate/hollow ataraxia 初回版(DVD-ROM)出版社/メーカー: TYPE-MOON発売日: 2005/10/28メディア: DVD-ROM購入: 3人 クリック: 84回この商品を含むブログ (173件) を見るさあ、この4日間を振り返ろうー大きな矛盾と魅力を抱えた「約束の4日間」を。 まず矛盾…

2005年宇宙の旅

青葉くんとウチュウ・ジン (MF文庫J)作者: 松野秋鳴,超肉出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2005/11メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ (53件) を見るうーん結構面白かった。はた迷惑な宇宙人に拉致られて…というと『レベルE』…

開け異界への本

その本、持ち出しを禁ず―戒書封殺記 (富士見ファンタジア文庫)作者: 十月ユウ,藤丘ようこ出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2005/11メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (29件) を見る帯のキャッチフレーズが賑やかだったので、こっちも賑や…

舞-乙HiME 第6話「二ナ、まかれる…orz」感想。 拝啓、ミスターポピット…を、思い出す。もしくは紫のバラの人。と、言う訳で噂に違わぬ凄い回でございました。今期はこれしか継続して全部見てるアニメがないので余計に待ち遠しかったし。 シホのまきまきが卑…

名は体の如く

吉祥天女 (1) (小学館文庫)作者: 吉田秋生出版社/メーカー: 小学館発売日: 1995/02/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 43回この商品を含むブログ (62件) を見る吉祥天女 (2) (小学館文庫)作者: 吉田秋生出版社/メーカー: 小学館発売日: 1995/02/01メディ…

科学と占いの功罪とか何とか。

TRICK 新作スペシャルを観る。 出だしのホリエモンとかミキタニ絵に笑いました。後はケンシロウ記念みたいな。 初期の、そこはかとない薄暗さとか期待感とかワクワク感は自分の中で磨耗してるんですけど、相変わらず山田のでかい態度が好き。謎解きはかなり…

meaning of “L”

トリックスターズL (電撃文庫 (1174))作者: 久住四季,甘塩コメコ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/11メディア: 文庫 クリック: 23回この商品を含むブログ (79件) を見る「ミステリを模った現代の魔術師の物語」というキャッチフレーズが、この…

刻の涙を見た…ような?

機動戦士ZガンダムII-恋人たち- 感想。 シネ・リーブル神戸にて。この映画館で舞台挨拶、というと『雲のむこう、約束の場所』以来の体験でした。生トミノ!生トミノ!と心密かに興奮していた訳ですが、終始和やかな雰囲気でのトークだったかと。「ガンダムと…

キン消しと鷹は青空に落ちる

魔王作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/10/20メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 162回この商品を含むブログ (458件) を見るうーん、今までの伊坂作品を読んできた中で、一番不気味に思えたかも知れないです。実直な兄と天才肌の弟とい…

上手くはいかない、でも美味しい。

女の子の食卓 1 (りぼんマスコットコミックス)作者: 志村志保子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/10/14メディア: コミック購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (100件) を見る食にまつわるほんわかエピソード満載なんですかね?と読んでみたな…

ネタばれしません、しばらくは。

『Fate/hollow ataraxia』、プレーイングタイムは32時間00分でした。しかして、ゲームノベルの原点に大いなる回帰を見せている今作品であるからには、よもやの裏技がひょっこり隠れているのではないかと疑いたくなるものですが。さて。

文庫でお手軽インストール

インストール (河出文庫)作者: 綿矢りさ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/10/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 166回この商品を含むブログ (285件) を見る女子高生・17才・ひきこもり・押し入れ・小学生・PC…それら全ての上澄みをきれいにすく…

風が吹ーいーた、ぜー!

かのこん (MF文庫J)作者: 西野かつみ,狐印出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2005/10メディア: 文庫 クリック: 94回この商品を含むブログ (120件) を見るゆやよん、ゆやよん。…おおおおおお、えろーい!以上! という訳で、序盤での音楽室は秀逸…

サクラサク?

百鬼夜行抄(7) (ソノラマコミック文庫)作者: 今市子出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 2005/09/16メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (48件) を見る大判よりも文庫サイズの方が個人的には読みやすいと思うシリーズ、7冊目ー。相変わらず…

投げっぱなし無謀編

愛と哀しみのエスパーマン (富士見ファンタジア文庫)作者: 秋田禎信,渡真仁出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2005/10/20メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (37件) を見るこれ、今でもドラマガで続いてるんすかね?(挨拶) という訳で。エ…

トゥー・マッチ・ラブ

私の遠藤くん (集英社文庫)作者: 吉村達也出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/10/20メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る某『田村くん』とは違い「わたしの」という事で、バカップルものか?と思いきや。遠藤君を巡る一連の騒動…

何でもない終わり

フルメタル・パニック!The Second Raid 第13話「つづく日々」感想。 アニメ的には最高の終わり方できるんだろうなーとは思ってましたが、それにしても素晴らしいの一言。鬱展開からのどんでん返しはちょっとあっさりめだったけども、第1話以降ろくに観てな…

途中買いのススメ。

ライトノベルの弱点の1つに、「シリーズものが多い」という意見がある。各レーベルの代表作・人気シリーズの場合、確かに10冊以上に渡る長編となっていて、結果手が出しにくくなるというのは事実かと思う。さて、そんな人に「途中買い」を奨めてみようで…