ヒロイン揃い踏みまであと少し!

私立!三十三間堂学院〈7〉 (電撃文庫)

私立!三十三間堂学院〈7〉 (電撃文庫)

という訳で、サクッと読了。電撃hpに載っていた話は読んでいましたし。短編集という事で、最初はテンション落ちましたが、既存キャラに良い感じでスポットが当たっていて、かなり良かったです。印象に残ったのは

  • 花音凄いよ花音
  • 南東良いよ南東

の2点。共に女子高ならではの甘い空間描写が素晴らしい!特にお嬢様モードの花音は、平均的と思われていたスペックを遥かに凌駕する容姿と実力を備えたメインヒロインの面目躍如的な風格があって、これまでのオチ担当だけじゃない魅力が見られたのが嬉しい所。生徒会メンバーも、シリーズ毎のヒロインにはなれないポジションなので、日常の一コマかつ女の子同士の友情という美しい描写は新鮮で良いものだ、と。照れるみなみんが意外にも良ろしいです。
他にも、かずちの幼馴染という立場の良さだとか、「考えてみれば1巻のアレからこっち、会長ってヤンデレだよね」と思わせるキャラ立ちだとか、真奈vsあやの知略戦だとか、色々と楽しめました。そういえば、あやも花音と並んでのオチ担当で、巻ごとに法行の評価を高めているあたりをアレコレ想像してみると相変わらずニヤニヤできます。
ちなみに巻末のヒロイン紹介を数えてみると、次回予告のヒロインを含めた人数が31なので、勢揃いまでは2巻くらいかかるのかな?何にせよ続きを楽しみに待ちつつ。