味噌汁かミネストローネか

藤堂家はカミガカリ〈2〉 (電撃文庫)

藤堂家はカミガカリ〈2〉 (電撃文庫)

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相変わらずの表紙コンセプトに苦笑しつつも、1冊目よりは好みのキャラなので思わずジャケ買いしてしまいましたとさ。しかし仮に、長期シリーズ化に成功したとなると意外に美味いやり方となってくるかも知れないかな?お話そのもののおとぼけ感ともマッチングしてくるし。今後の展開に期待したいところです。
物語としては、ハテシナまわりの新展開よりも藤堂家まわりのドタバタ劇の方が面白かったです。何といっても、神一郎×春菜と美琴×周慈のカップリングが良い味出してます。傍若無人な大人組に振り回されつつも、ちょっと嬉しい思春期組の様子に青春してるなぁ…と思いきや、素敵アイテムで素敵展開してみたり。何ともご都合主義、だがそれが良い…とニヤニヤ。
一方、ハテビト同士による戦闘はあっさり目?泣けるシーンや熱いシーンもあるけど、基本ボケた者勝ちな雰囲気が漂ってる気はします。そういう意味では今のところ美味しいのが吸血鬼組でしょうか。懲りずに登場して欲しい所。
わかりやすい伏線が2つもあるので、そう安穏とはしてられないでしょうけど、「脱力系&ほんわか」を素直に期待しつつ。