お釈迦様でも草津の湯でも?
- 作者: 今野緒雪,ひびき玲音
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 文庫
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- 幼い時からベルばらのコミックを読んでいたり宝塚の芝居を観てた。
- 『ざ・ちぇんじ!』好き。
- 『ここはグリーン・ウッド』好き。
といった特性が嫌悪感もなく読めた理由かと。まず1の理由ですが、アンドレ先輩とかいきなり出てきても、「ああ、眼鏡キャラというのは意外とベルばらの設定を活かしてるんだなぁ」などと感心してるあたり、三つ子の魂って奴です。あとは「ランポー先輩は、やっぱりポーから来てるのかしらん」と想像してみたり。
2については烏帽子親の設定。これは祐巳の方と合わせて考えると、ますます『ざ・ちぇんじ!』における綺羅の元服イベントと重なるものがあって懐かしい気分になりました。ギンナン王子が主上と考えるとますますピッタリ。スミレ族の従兄弟はむしろ聖様がしっくり来ます。
3は、つまり「生徒会モノ」の面白さという観点ですが、これについては良かったというより物足りなかった方で。作者も後書で書いてますが、地味なんですよね、面子的に。アンドレ先輩が一人目立ってる感じ。今後に期待?です。
本筋については、ユキチきゅん総受で微笑ましい。ついでにシスコン健在でニヤニヤ。以上。
そんなこんなで、少女コミック結構読んでてヅカ系好きなら野郎でも問題ない…となると結構ハードル高いですかねヤハリ?などと思いつつ。