私的ブック・オブ・ジ・イヤー2008

阪急電車

阪急電車

図書館戦争をはじめたとした作者の本は読んだ事がないのですが、これはお題が反則過ぎます。今津線は一番馴染みが無いとは言え、阪急電車は生まれてこの方ずっと使い続けてきた足でしたから。それぞれの駅に思いいれのある地元の人にとっては正しくスペシャリティな1冊かも知れません。内容の方も、駅ごとに繋がっていく人々の温かい交流が素敵でした。以下、個人的な駅ごとの印象をザッと挙げてみたいと思います。

何と言っても宝塚歌劇ですね。ここの大劇場は本当に日本一といっても良いくらいの設備だと思います。そういえば去年は、丁度この本を読みながら『ミーマイ』を観に行きました。丁度、音楽学校の合格発表の日でもあり何かと賑やかな1日でした。

    • 宝塚南口駅

宝塚ホテル…はありますが、やはり全体的に寂れた印象があります。それでも、宝塚鑑賞後の食事はこちらまで歩いて馴染みのお店に行くというコースなので愛着という点では南口の方が上だなぁと。駅ビルのこじんまりとした感じが密かにお気に入り。

幼少の頃に1度だけ降りたくらいの記憶しかない、かな?乗車中の眺めから言うと、買い物は便利そうだなーという駅前の大きさがあります。

    • 小林駅

「こばやし」ではなく「おばやし」。駅は本当に小さいと思います。この駅だけは1度も降りた事がないのですが、本を読むと1番行ってみたい駅になりました。暇を見つけて是非!という感じです。

競馬に興味がないのであまり縁のない駅ですが仁川上流の散策は楽しいと思います。南側は男子校なイメージ。

ここは関西学院御用達の駅ですね。新幹線を望む公園などもあったりします。

こっちは神戸女学院のイメージ。門戸厄神さんを通過して関学に上る道もあるし、仁川までのワンセットな地区という印象が。

駅前はハルヒのお陰で一躍有名に。神戸に向かう人、宝塚に向かう人、今津に向かう人、梅田に向かう人…本当に色々な思いが交錯しているんだろうなー、とたまに思ったりします。そんな妄想が働くほどに、それぞれのプラットホームに至るまでの空間が結構独特というか、広いです。西北だけでも色々と楽しめる筈!です。