カレイドスターの原点ってたくさんあるけれど

ダンシング・ゼネレーションって知ってます?
槙村さとるの漫画はずっと読んだ事ないと思ってたら、全然気付かないで読んでいた作品が「ダンシング・ゼネレーション」と「NYバード」でした。20年以上も前の漫画なのでこの作者も息が長いなーと感心してます。お話の中身は「ダンスに魅せられた若者たちが、それぞれの夢と希望に向かって、ひたむきに生きる姿を描く青春感動ストーリー」という筋書き。なので読めばわかりますが結構似てますカレイドスターに。演劇にせよダンスにせよカレイドステージにせよ主人公がスターになって終わる世界じゃない、次々と新しい世代に引き継がれる中で今度は主人公がその人達の目標になっていくんだな、と。にしても「パートナー殺し」の異名を持つダンサーって結構いるもんなですなー。後は基礎が何より大事になってくる所とか、それでもやはり持って産まれた才能ってあるのねって事とか、皆で仲良くじゃいつまでも行けないでも皆でやってきた事は大切な思い出なんだよ、とか…。その中で時に挫折しながらも前向きに乗り切っていく姿がこの漫画の主人公にしても、そらにしてもすごい鮮やか!と感じます。