金曜エンタテイメントで感激!

「涙の襲名完全密着勘九郎から勘三郎へ!!家族の絆…試練と挑戦18年全軌跡」感想。
歌舞伎とドキュメントって組み合わせだと、やっぱり勘九郎一家。勘太郎七之助は自分と同じような世代なので、親に付き合って良くTV観てたもんです。で、今日も親と一緒に観ました。
今回は、のっけから七之助の事件前後の話だったので驚き。観ていて、何となくわかったと母が言うには、「きっと嬉しかったんやろうねぇ」との事。朝日新聞の記事に「急成長の七之助」と結構高い評価で載り、それ書いた矢野誠一って人は割と辛口な方?(これはあやふやですが)らしいです。役者としての才能も近年ググっと伸びて、気も大きくなっていたのではないでしょうか?そこにきての不祥事、確かに何てこったいな事件です。ですけど、凄い良い表情してました件の舞台。確かに格好良いじゃないですか。綺麗〜というよりは艶やかな女形になりそう。こんな風にTVで一連の流れを観て、勘九郎の言葉を聞くと許す許されないは別にして、また戻ってきて欲しいかなーと思いました。アレですよ、お父さんだって若い頃はイロイロあった筈。それにしても何もかもが順風満帆な襲名、ってのは難しいのかもです。海老蔵だってお父さんが倒れたりして大変だったでしょうなー。そのお父さんである団十郎だって、先代を若くして亡くしてますし。
その後は、中村家一門の挑戦というか、新旧とりまぜての舞台紹介が続きましたが。まず連獅子!ホンマに一糸乱れぬ揃い振り。いやーワタクシまだまだ超初心者ですが、素直に感動しましたわ。それにしても改めて勘九郎の上手さを実感。江戸モノとか最高に良いです。NY公演も大成功したようですし、あの全くの新作「今昔桃太郎」なんて凄い面白そう!外部の演出でどうなんだろうかと最初思ったけど…おみそれしやした、って感じ。
そして涙の襲名披露、感動です。うーん、やはり今年の顔見世は行っとかなアカンと改めて思いました。