とりとめのない感想群〜奈須きのこを囲め!
- 作者: 奈須きのこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/06/08
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- 作者: 奈須きのこ
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- 作者: 京極夏彦
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- 作者: 綾辻行人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/11/14
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- 作者: 綾辻行人,太田忠司
- 出版社/メーカー: 講談社
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『緋色の囁き』の場合、ヒロイン自身が殺人を犯したのではないかと疑念を持つ、といったところも似ています。帯の「魔女、魔女、魔女」ってフレーズに当時凄く惹かれたもんですが、こっちでも名門女学院の因習が醸し出す淫靡な空気というのは度々、強く刺激してくるモノがありますわ。『人形館の殺人』はずばり「人形」という共通設定だけですけど。こっちは、実際主人公格がやっちまいました系で、「館」シリーズとしては一番静かな印象を受けるか。
人形式モナリザ Shape of Things Human (講談社文庫)
- 作者: 森博嗣
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- 作者: 森博嗣
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- 作者: 東野圭吾
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最終的に言いたいのは、話の筋が似ている・似ていないじゃありません。読んだ第一印象が、90年代における新本格ミステリの匂いを色濃く引き継いでいるなぁ、という事。よって、どちらかと言えば森博嗣や京極夏彦よりも古臭いとも思うかな。新伝奇ムーブメントの到来というよりは新本格ミステリのリバイバル、そんな所です。