名は体の如く
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/02/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 吉田秋生
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まあ、何しかこの女神をモチーフとする女性はその存在自体が特徴のある「美」を示す事が多いのではないか?という、ちょいとした枕なのでした。以下、本題はこれ↓
- 作者: 佐藤ケイ,かみやまねき
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/11/01
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そんな感じで久々の途中買いだった訳ですが、表紙の
そんな間違いをする人など、そうは居ないと思いますが、しかし意外だったのは1巻を読んでいなくても何ら差し障りがなかったという事でありましょうか。違和感は感じるんですよ、前回何かあったんだろうな、という前提でのエピソードがあるから。おそらくは今回のヒロインが新キャラなのが読みやすさの秘訣という事でしょう。そういう訳で、ジャケ買いしても問題はない!光り輝く娘さんにロックオン!してみても良いかと。
内容的には、語り手の視点が次々チェンジしていくのが特徴。ヒロイン側の心理は普通は表に出ず、「顔を赤らめた」などという説明などで表現される事が多いけど、否、だだ漏れ。一つのイベントごとに、主人公側の心理・ヒロイン側の心理がそれぞれ描写されているのはちょっち新鮮。少女漫画的・ティーンズ小説的手法と言えるのでしょうかね。
という訳で、主人公のハーレム状態に顔をにやけるよりは、織り込まれた少女たち一人一人の心の機微を読む、という方が楽しめます。しかも何故か、どのヒロインも熱いというかアグレッシブというか(黒いというか)、とにかく熱気を帯びてるなぁと少し圧倒されそうな性格してる…。普通、脱ぎません。オカズ宣言しません。
どこかしら高校野球の直球勝負的な空気が漂う女の子の戦いと、置いてきぼりなラブコメ具合が、今後上手く融合するならば悶絶級の出来になるかも知れない…と勝手に予想しつつ、差し当たってのところは1巻を買いに行こうかと思うのでした。