ダ・ヴィンチ・コードを観る。

かなり微妙な?前評判を聞きつつ観にいったせいか、思ったよりも楽しめました。ていうか、モナリザとかあんまり関係ないですやん。
原作の方も出た当時は、ありがちなトンデモ本という印象があったので読まずじまいなのですが、この分で行くとそこそこ読めるモノなんでしょうか?古代ローマキリスト教の関連などは、割と歴史の授業で出てくるような感じなので、物語の顛末についてはさほど驚きもなく。むしろテンプル騎士団の神秘性に惹かれまくりー。何故かタカラヅカの『傭兵ピエール』という公演が頭をよぎったりね…。
車の中で、聖杯マニアのじいさんが何気なく話す一言が妙に引っかかる感じだったのですが、どうやらクライマックスの伏線になっていた模様。序盤のオブジェクトといい、結構あからさま?わかりやすくて良かったんですけど。他にも、微妙にやる気あるのかないのか分からないカトリックの過激な人たちの描写が…サスペンスやアクション映画ならばダメ出し級、しかし殺人という行為に司教や信者が迫るとなると、むしろあれくらいの計画・行動くらいが妥当なのかも知れないなぁ、と妙に納得してしまいました。
そんなこんなで。ファンタジー好きには意外と相性の良い映画かな?と思いつつ。