雨音は百足とともに

百足燃え。2巻はお皿さんに萌えたと思ったら今度は百足さんですか!ゴジラとかガメラ好きには堪らない展開で満足。これで陰陽寮がボンクラレーザー兵器使ったり、百足二段階変化で凶悪熱線の嵐!だったりしたら完璧だったのに。もはやノット陰陽師
陰陽寮の新キャラクターも登場して一気に賑やかなやり取りが増えた一方、1巻の登場人物が話の根幹に関わってきたりと懐かしい面々も。ビジュアル的には2巻のテイストが馴染んできたというか、鷹晃の中性的な容貌とか小五郎天狗の意外な可愛さとか色々楽しめます。今後は史実に存在した人物もチラホラ増えてくるので、どう『陰陽ノ京』にアレンジして落とし込んでいるのか?が楽しみどころの一つになりそうな予感。
一冊一冊を、丁寧に優しく積み重ねているなーという印象で、それはとても理想的で素晴らしい事です。時継の活躍らしい活躍が今のところ少なくモヤモヤしたりしなかったりするのですが…保胤に対するアプローチだけは凄い破壊力なので、バランスは取れているかも?何より、次巻の引きが気になって仕方ないよ!と思いつつ。