私的読書履歴２００７漫画編

マンガ読んでねぇ。終わり。…というくらいの少なさ。年々減ってると言い続けて幾星霜、しかし読みたくない訳じゃないので探す気の問題ですね、きっと。という訳で、ちょこっとだけピックアップ。

九月病 上 (ジェッツコミックス)

九月病 下 (ジェッツコミックス)

お気に入り度では、この作品がダントツ。兄妹が禁断の…というアレなのですが、上下巻での展開の落差が凄くて！この混沌っぷりというか煮え切らなさがかえってツボに入りました。痛々しいけど、すごく甘いお話。

花よりも花の如く 第5巻 (花とゆめCOMICS)

けんちゃん×２の巻。NATURALから続いての時系列なのでどんどん懐かしくなる、という印象があるのですが。そこはそれ、伝統芸能という変わらぬものを題材にしているという事で問題ない…という訳でもなく、やはり時代の流れを逆に感じさせるテーマがあるなぁと。憲人自身の過去も次回以降、より深く見えてくるでしょうし。まさに、「過去に旅する」物語になってます。

大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)

今回も凄すぎです。家光の大物ぶりに惚れそう。１巻で見られた様式なども次々と起源がわかってきたり。そういえば、一人目が決まりで「ああなる」のは家光の境遇から定まったのかと、今更ながらに思い至りました。にしても、引きの上手さは天下一品すぎます、いつもいつも。

成城紅茶館の事情 (ヤングキングコミックス)

最後はこのド変態漫画で締めておきましょうかね。こんな全方位向けの作風はなかなかお目にかかる事ができない、とむしろ感心しながら読んでしまう事請け合いです。おっぱい！おっぱい！とＰＲしてますが、もっと凄いアレでナニ的な要素が斬新じゃないのに斬新過ぎる！ので是非。