ガル子舞う!

私立!三十三間堂学院〈8〉 (電撃文庫)

私立!三十三間堂学院〈8〉 (電撃文庫)

一番のお気に入りシリーズ、待望の新刊ゲット!何度も繰り返しますが、ヒロイン(闇)である真奈のおっぱいが非常に素晴らしいので、今までシリーズに手を付けた事がない人も、8巻だけで良いので買ってみてはどうでしょうか。
おっぱいキャラといえば、地味に神田姉妹も凄い(ネタにされている)のですが、今回2人揃っての挿絵付き。これまたデカい。これでドラム叩いたら凄くね?そろそろこの辺りの伏線が回収されると、まこ共々面白そうな展開になりそうなので期待してます、蕾花。そして校内最速キャラな風花の方も、クールな性格でかなり好き。遠泳大会に引き続いての活躍っぷりも良かった!これからもちょくちょく出番あると嬉しいなぁ。
そして最後のヒロイン登場!な新キャラ・鳳かるらですが。名前通り、南斗鳳凰拳の使い手でした。や、脚力を活かしたジャンプ力と足技を絡めた格闘スタイル、と説明するとやっぱりそれっぽいし。番町であった経歴から、六道明日香あたりと絡むと面白いなーと読んでいたら予想通りの展開、加えて武闘派とは概ね交戦したのが興味深いです。キャラ相性とうものがあって、かずちと健子と明日香とかるらの相関図であったり、美沙と冬美のステージ選択による有利・不利など、格ゲー好きにはたまらん要素が満載で読み応えありました。これで正統派ラブコメとか。面白すぎます。
何より、熱い。『私立!三十三間堂学院』はこれがあるから良いんだ、とシリーズ新刊読むたび思います。ドタバタしてるけど、最終的なところでのヒロインの熱さ・想いにいつもいつも感動。寮生の絆、ってのがまた良いよなぁと。性格的な噛み合いとしては、天然なようで天然じゃない捉え所の無さが特徴の(おかげで高い人心掌握スキルを持つあや、真奈などからも一目置かれている)長柄優と、男そのものな番町から乙女を目指す白馬王子待ちなお姫様(妄想系)な鳳かるら…普通にこじれますよね。そこを周囲の努力あり、本人の努力ありで乗り越えていく展開は嫌いじゃない。かなり良かった!
当初キーパーソンになるかと思われた千秋や花音は若干空気でしたが、要は参謀系キャラが出番少なかったって事かな?あやvs真奈の知略合戦が好きな身としては残念。それでも、ヒロインがこれで揃い踏みしたという事は、既存キャラが改めて法行と関係を進めていく展開もありそうで今から楽しみです。個人的には、あやが早く「落ちて」ほしい…と妄想しつつ。