特殊相対性幸福論序説
- 作者: 十文字青,ま@や
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2009/07/18
- メディア: 文庫
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ストーリー展開は、ROOM NO.1301シリーズをギュッと濃縮して駆け抜ける青春ものでした。愛って何だろうをテーマに、Hにまつわる必然性を真剣に扱うのも同じ感じで。しかし、若干重め。登場キャラの痛さがひしひしと伝わってきてハラハラドキドキ。それだけに、後半の盛り上がり具合が良かったです。カラオケ最高。
唐突に終わってしまうラストですが「ぷりるん」の半端なさを思い返せば、むべなるかな…と言ったところ。あえて個々のルートがあるように思わせる各ヒロインとのエピソードも、エロゲやる人には良い感じでマッチングしてそうです。あくまで、個々のルートもあるかなーと枝を伸ばせば…な楽しみ方ですけど。ちょっと妄想を膨らませればハーレムエンドとか、姉妹ルート、部長ルートに悲しみのー向こうにはールートなどなど、自分なりの捉え方ができる、ハズ。
好き嫌いが出てきそうな作風ですが、長回しの台詞を目で追うのが楽しかったので個人的には勿論アリ!でした。重いけど、エロいよ!痛いけど熱いよ!上げつつ落としつつオススメ。