EDEN(12)感想〜Who will be?
- 作者: 遠藤浩輝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/02/23
- メディア: コミック
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EDENは累計141万部だそうで、やっぱり何やかんや文句言いつつも読んでる人が多いのでは?と邪推。世界観やメカ描写は丁寧だけどこじんまりとしてるし、話も油断すると「EVA?」といってしまいたくなります。そこは作者自身、1巻だったかな?で、EVAにやりたい事全部やられた、みたいな事を後書きで書いてたと思う。でもそこから数えて12冊、結末や設定はますますソレらしくなりつつも、きっちり続けているのは何故か感心してしまう。それは貞元義行がコミック版エヴァを時間かかってでも終わりに向けて描いている、てのは凄いよねーと思う事と似ているような。
お話は核心に触れる、というかマーヤの存在とか目的は割と反則気味のようにも思えてきた。それよりも原父連邦(プロパテール)はいい加減、最高幹部とか黒幕とか登場してきて欲しい。組織がどうやって誕生したとか凄く気になる。前のウイグルがどうこうやってきた時のがお偉いさんなんか?謎です。一方の主人公サイド、エリヤ・ミリアム・レティアのコントはまあ面白いです。ミリアムさんはいまだ乙女!とは言えどっちかというとマッチョ系なんでまだ死なないとは思います。可愛い系の女の子は結構死んでますしね、サクっと。そういう意味では妹は微妙ー。マイクロマシンはなんとかなるのか?…本当に生き残るのは誰か?次に死ぬのは誰か?ってのが面白い、というのもちとアレな感じですが。