劇場版AIR を観る。

シネカノン神戸にて。観客は30人ほど。結構いたのでビックリしました。それにしても懐かしいとは言わずもがな、PC版以降のアレやコレな商品は手付かずなワタクシ、声が川上とも子緑川光というだけで新鮮です。今やってるTVも同じキャスティングなんかな?
という訳で、終始「アレ?こんなんやったっけ?」と首を少し傾げながら観てました。それと、ゲームの演出と永遠性がないと、こういうお話になるのかなぁと感じたり。観鈴と神奈の関連性が全くないようにも思える。ただ単に地元の伝説をなぞらえるだけに留めてゴールしていく観鈴ちん、みたいな。そのせいか、非常に映画らしく写実的な印象を受けました。どちらかと言うと初見の人が見てもOKな作りだったりするんでしょうか?
結局観終わってみても、何とも言えない妙な映画だと思った。この内容に対して冷静に分析できたり、ラストで泣けたり、逆に「トーエイー!貴様よくもー!」と憤慨できたりする人は、正直羨ましいです。自分の場合、風化しつつあるのかと感じつつも、くそ熱い最中PCに齧りついてやり通してたら画面がザザーンと変わってオオ!と思ったあの日の残り香を嗅ぎに行ったようなもんですから。わからんけど。海と雨と太陽と太鼓、なAIRでそれが叶ったのかはまた微妙ですが。