オペラ座の怪人あれこれ(3)

地元の映画館、奇蹟的にもまだ上演していたので朝っぱらから鑑賞ー。結構な入りでビックリ。好きな人はやっぱり好きなのねと再確認。
まず、3回目ともなれば細かい所に目がいくかと思いきや、逆に瑣末な事が気にならなくなるというか、ここまで映画版の流れに自然に乗っていけるものなのかとビックリしました。それでいて前回観た時とは違う部分で「泣き」が入ったのが何とも不思議。シャンデリアが上がってオペラ座が復活していくシーンにあれだけ感動するのは何故…しかも今更。1回目に観た時はイマイチ、などと思っていたのですけど。
後はムッシュ・フィルマンとムッシュアンドレのやり取りとか。これはもともと好きなんだけど今回改めて上手い!と感心し直しましたわ。それとピアンジ。いや、あの人が一番違和感ないので。
とは言うものの最後の3人のやり取りとか、もうちょっと違う台詞だろう!と突っ込み入れたくなる部分もあるにはあります。や、あれじゃあラウルがあんまりあんまりなんで脳内変換してましたけど!「命尽きても君への愛に生きるー♪」てな感じで。四季版まんまですが。後クリスティーヌの白いドレスなどは絶対エリザからインスパイアされているよなー…とか。そっくりじゃん。
そんなこんなで何回見ても飽きない映画…というか同じ映画を何度も観る習慣はないので、それだけはまったと言う事なのですが。ファントムの格好良さ・クリスの美しさ・オペラ座の精巧さ、この辺りは確実に舞台を凌駕していると思います。思いますがミュージカルの方はミュージカルの方で、また良いんですよねー。まだ観られる人は是非に!という事で。