エンジェル・マヌーバ

エレエレっと始まり、エレエレっと終わる話だったなぁ。
今日も今日とてニルヴァーシュのテストで空を飛ぶ2人。エウレカの調子自体は以前とそれほど変わっていないようで、それでも絶好調な数値をだすのはまだまだ謎。そして堪えきれず吐くレントン。コンパクイロハにクネクネダンスー。
失態続きの上、「私達って相性悪いんだって」などとエウレカ親子に言われるなど、良いところなし。初恋は苦いっすと呟いてたら案の定タルホに聞かれるわ、良いおもちゃ扱いでさんすけ状態だわ、昨今珍しいくらいの体当たりアクション系主人公ですね。うーん、ほろ苦い。レントンの性格を鬱陶しく感じるかどうかが、このアニメに対する評価の分かれ目になるかも知れないけど。自分の場合、今のところは苦笑しつつも楽しんでるかな。
さて、その後は町に買い出しって事で、ホランドエウレカはパーツ漁り、ヒルダとタルホとレントンは日用品揃え。エウレカはパーツの声も聞こえるようで、だからこそ捨てられる痛みをも感じとってしまうのは辛い所。ヒルダは主婦道まっしぐら。タルホは…まあ何だ遊んでるようにしか見えんが…下着選ばせようとするわキスしようと謀るわ、うさ晴らしのご様子。やはりホランド絡みでもやもやしているのね。
そして酔った勢いで騒音撒き散らすヤンキーの一団に喧嘩売る→捕まって「身体で弁償してもらおうか」という展開に。お約束。レントンは606に乗って助けるぜー!と、いきなり場外転落みたいな。ドロップキックかますあたり敵さんも芸が細かい。大ピンチの2人をホランドエウレカが鼻フックかまして助けに来るユニゾン具合も、これまた芸が細かい。つか、残る一体にプレゼントを踏まれたホランドの、その後の動きは神懸ってるんですけど!やはり凄い男です、姉さん!
そんなこんなで大騒ぎの1日、帰りは綺麗な夕焼けエレエレ付き。ああ、こういう場面が何か落ち着くー。1人1人、今日を振りかえる顔付きってのが良い。グダグダしてるようで締める所は締めるホランドの一連の行動には、レントンのみならず格好良いと思ってしまうかな。踏まれて歪んだシルバーアクセを誇らしげに胸で光らせるタルホ、きっと特別な思い出の品になるんでしょうて。それに、今は先立つものがないレントンでも、夢中で助けようとしたその行動力はゲッコーステイトの誰もが誉めている、ってのも何とも気持ちが良い連中だなー、と。やった事に対する不始末を責めるんじゃなくて、結果はどうあれまずはやってみる、その姿勢を評価できるのは良い事だと思うんですよ。また一つ、何かを学んだレントンって感じでEND。
レントンのドタバタ劇と度々語られるHOTEL語りは、味になってくれば面白いし、こうなったら「姉さん、ピンチです」がいつ繰り出されるのか…もはや楽しみになってきたようなやっぱりアホくさいようなで以下、続く!