ワックス・トリック

レントンエウレカの子供達に大苦戦なお話。今日も今日とて悪戯されては追いかけまわし、鉄拳制裁しようにもエウレカには嫌われたくない状況で、これは確信犯だけにタチ悪いです。ストナーによるタルホ撮影シーンやギジェットとムーンドギーのやり取り、ゴンジイに占ってもらう?マシューなど、追いかけっこの時に見える日常風景は良い感じ。
ホランドにワックスのラベル剥がしを頼まれた際に、「コンパク・インターフェアレンサ」という月光号の秘密が一つ判明。「神出鬼没のゲッコーステイト」を実現可能にする装置らしい。レントンが仕事に取りかかる際には、さっきと同じメンバーが今度は一緒に集まっていたりして面白い。ギジェットの分析はちょっち興味深い所かも。そうなるとホランドっぽいんですけど…。
その後、ますますエスカレートする悪戯のおかげで、当然機密装置であろうコンパクインタフェアレンサを停止させてしまうのには苦笑。まあ子供にしかわからない抜け道とかあるのですねきっと。やってしまった子供達の会話にかつての自分をかぶらせるレントン。タイミング良く空軍の基地が近づいてピンチ!という時にガキ共乗せて、ワックス持ってレントン単独出撃するニルヴァーシュか…なる程ワックスはここで使うのね。「やる事が小せぇなぁ」と軍基地に落書き開始。皆で無邪気に笑う一向、やはりまだまだ子供ー。
操縦は出来てもLFO同士の戦いは先週同様まだまだ難しいので、囲まれるニルヴァーシュ。そこに現れるゲッコーステイトの面々。そして606から飛び移るエウレカ!着地の姿勢が可愛いっす。複座型コックピットが小さな通路で繋がっているのは少し驚いたかも。揺れが気になるエウレカをがっちりキャッチなレントンの正直過ぎる一言には笑いつつも感心してしまいますわ。最後はカットバックドロップターンで敵機撃破。
で、月光号に帰った後はレントン営倉入り。事情をわかりつつ、罰は罰として与える姿勢なのは、個人的には珍しく感じました。ストレートな表現というか。ホランドのやる時はやる性格が垣間見得る瞬間。一方、営倉入りしたレントンにそれぞれの形で詫び入れて、罰を受け入れるエウレカ親子。うーん黙って写真を渡す所が憎い。歩み寄る足元の表情も丁寧に表現されていて良ろしいですな。全体的にシャープな作画で、最後のカットも綺麗に決まっていたし、お話もシンプルイズグッドーといった所でしたわ。
ちなみに来週は少し気になる題名だなーと。予告カットからは全く連想できないのが、またね…