男達のラストシーン

前半は、コミカルな部分を除いたら余計に切ないお話になっていた、そんな感じ。死んだ父の手の大きさとカズさんの手の大きさ。母の手の小ささ。凄い印象的でした。バッティングセンターも地味に凄い凝ってた!
後半は、逆にギャグ部分にも丁寧にアレンジ効かせていましたー。山田さんって、一瞬ごとの表情は原作の方が多彩でグッとくるのですが、トータルな動きがついたアニメの方もまた魅力的だよなーと改めて思い直した回でもあります。
「『自分の一番好きな人が』『自分の事を一番好きになってくれる』たったそれっぽっちの条件なのに どうしてなの 永遠に揃わない気がする このままずっと ずっと」という台詞…改めて聞くと胸にグサリと来ますなー。ここで、ふと疑問に思ったのは森田さんは何故に真山の一番大切な人の事知ってるのか?いつ知ったんだろう…これは謎。
それはさて置き、旅館に着いてからのはしゃぎよう、竹本の踊りが笑えます。はぐの感動ポイントは漫画だと一番かくれやすい部分だったので読み飛ばしていたせいか、滅茶苦茶新鮮。山田さんが浴衣をバサリと回しているのは可愛い。これは花火大会が楽しみだ!(気が早すぎ)あ、森田さんはきっと考えなしに走り回っているだけですねアレは。マジ切れ声の修ちゃん先生が怖くておもろい。
食事の場面は、もはやカニが主役といっても良いかも知れん!いただきます→ごちそうさまの高速展開はより印象的。ローリング森田から醤油一筆書きも極めて自然な流れ。…やってる事自体はメチャ不自然ですがっ。カニ占いにおけるリアルな音もナイス!真山登場→あゆが森田にカニ炸裂、な場面も効果音があるとわかりやすい。頭に乗っかる(刺さる)カニが妙に可愛い。つか、一体化してる。その後エイリアンのように顔にへばりついてそうな勢い。ムーンリバーでからかう際のカニすら可愛いし。
そして温泉帰りのはぐ泣きシーン来たー!いや、はぐが可愛いんじゃなくて。想像以上の威力だなー山田さん。ビール流し飲みじゃなくて流し注ぎに変わっているけどその時の表情が、もう!美乳発言の後に、こっくりと眠たげに前後運動してるのもあざといー!しかし良くぞやってくださった…。うーん最低な感想。真山は偽善者から正直者に変わっててオイ、と突っ込みそうに。そら反応するよな、はぐも。
最後は女子を寝かし付けてもう1回風呂で締め。先生の肉体美に惚れそう…。いや、マジで格好良いんですが。真山との会話も捻りが効いてて、目を細める表情が良い感じ。素晴らしい終わり方でしたね…って、やっぱり少し虚しいなぁ。せめてラストにはぐ・あゆの寝顔をもう1回写すとか欲しかったかも。これじゃあ世のお姉さん方が喜ぶだけやん?と思ったのでした。