ビーアンビシャス

うーん、2ヶ月ぶりくらいの感覚。自分がSEED DESTINYに何を求めて観ていたのか…それを思い出しました。それは笑いによる癒しだったんだなぁ、と。
それはさて置き、先週から引き続いてのシンの壊れ気味笑いが。対するフリーダム、早くもキラの生存確認!避難装置で助かった?それをカガリが泣きじゃくりながら回収に。…こんな役回り多いっすね。アークエンジェルも、被害甚大なれど潜行には支障なしか。使えなくなったエンジンを爆破してやられたと思わせる作戦に。その偽装爆発でインパルスは帰投、アスランは絶叫。…うーん。まあ分かりきった生存確認で引っ張る余裕もないだろうし、フォローは一応効いているかな、とは思います。自分には詳しく突っ込みができない、ってのもありますが。
シンは初めて種割れした時以上の、拍手喝采を浴びてます。ルナマリアの驚嘆には冷たく返しつつレイとはガッチリ握手。最近の付き合いから言えば致し方ない温度差か。そしてアスランに。ここで何を言い出すのか…結構ドキドキワクワクしちゃったよオイ。そして来ました尊大発言!…って、アレ?シン君普通なんですけど。いや、生意気は生意気なんだけど、「貴方の敵もとってあげましたよ」って台詞が意外にナチュラルというか。まだ仲間意識でもっての発言に聞こえたのは気のせいか?その後の発言もギリギリ嫌味に聞こえない感じがしたような。正直わからん。
それに比べて、アスラン及びレイの言動は少し、ね。アスランはどっちかというと女の子みたいな感情の高まりっぷりにときめいた驚きましたし、レイの例によっての仲裁にはそろそろ薄ら寒いものを覚えてしまう。言ってる事は正論なんでしょうがさり気なくアスラン不利になるような持って行き方が…いやんアスラン可哀相〜と擁護させたくなるんでしょうな。そしてシンに考えさせる、という事を無理やり止めているような節もあるんじゃないかと。これも意図は謎だ!謎という事で!ルナマリアの態度はアスランに引っ張られていますね、きっと。悩む男の背中に惹かれるものが!女難の相つきですが。
おっと、イザークディアッカも出てきましたか。ザフト内部の、打倒ロゴスに対する不透明な見方というのは意外に重要なシーンにも思えます。懐疑的な、あるいは楽観的な姿勢の軍人も少なからずいるというのは、ある意味正しい。事の難しさに気付いているイザークにしても今は動けないので悶々としているのでしょうか。そんな状況でもディアッカが和ませてくれるのは流石。
それにしてもジブリール一派の駄目駄目っぷりは笑ってしまうんですが。この状況で屋敷に居っぱなし、て。いや、それが「高貴なる者の義務」ってヤツか?中世ヨーロッパのように。ジブリールみたいにどっか秘密基地に篭っていても良いんじゃあないかと。これで早々にロゴス及び地球連合は退場、とかになるんでしょうか?
アークエンジェル陣営、キラは軽傷。ケイショウ、と。でもフリーダム討たれて落ち込んでます。思い出の機体ナンデスネー。そんなキラにネオが一言、「ざまぁみろ♪」…うひょお良く言ったー!良く言ってくれたー!さすが兄貴ー!…と、までは行かないまでも少しスッキリ。そして爆笑。ミリアリアはカメラ持っているのが突っ込みにくいというか。キラの面倒を見るカガリ、な1枚でも撮ろうというのか、それとも世話焼きにきた?少しアヤシイ。艦長の「ムウ・ラ・フラガはもういない」、か。そんな受け答えが大人で悲しい、のかな。
デュランダル議長は地球に。さすがに白々しいご発言、秘書はきっと議長にメロメロなんですね。ミーアは少しお疲れ気味、そろそろ荷が重たくなっているのかも知れないです。白のクイーンはドムがお好き。気をつけなければいけません。
そしてシンとアスランに与えられるデスティニーとレジェンド。両者の態度も対照的です。次週以降、願わくばアスランとミーアラクスの不自然なやり取りに目をやったシンと、厳しい顔を見せるレイ、こういった描写が活きてくると良いなと思いつつ。…って、次週「アスラン脱走」!?ちょっと待てや。嵐の海に飛び出せグフ!ってグフで脱走するんですか!?極めつきはメイリンの生着替え!?アスランもビックリ!あちきも大興奮!いやーこれですよこれ。今までの鬱展開も吹き飛ぶってもんでさぁね。…吹き飛んで良いのかどうかはまた別の話ですが。それでアレ、本当にメイリン?だとしたらOPの伏線が活きてくるのか。ルナマリアが変装してる、ってのはナシ?いずれにせよ来週は楽しみにしておこう、と思ったのでした。