次世代の大気

ボクを包む月の光―ぼく地球次世代編 (1) (花とゆめCOMICS (2801))

ボクを包む月の光―ぼく地球次世代編 (1) (花とゆめCOMICS (2801))

ぼく地球の続編、それがボク月。うーん懐かしい。輪とありすの息子・蓮と未来路の娘・カチコを中心とした次世代のぼく地球ストーリーとは言え、前作の7人どころか木蓮・紫苑の出張る事出張る事!まさしく守護天使的な存在でしょう。全編とも、メルヘンちっくなお話だなーと思いました。ラストで輪が同じ単語吐いてるけど、言わずもがなですな。
そして生まれ変わった世界で月日が過ぎても、男衆の想いは変わらない、というのが笑えるというか。むしろ、大人になって綺麗になったありすにますます惹かれているかの様。前作のラストはかなり記憶が薄れているけど、春がありすを好きってシーンあったっけ?輪とも結構近しい付き合いをしているのが違和感アリなんですけど。迅八は、輪の同級生に懐かれてなかったか?大介は…まあ良いや、弟が溺れそうな場面しか覚えてないし。
ありすが輪をベランダから突き落とした、というエピソードを連とカチコが再現してたり、そこここに懐かしさがあって楽しいのは楽しいです。ぼく地球初期の鮮烈さはないけど、連載を追っかけてた人なら何やかんやで必ず手にとってしまう、そんなタイトルではあるよなーと思うのでした。