彼氏彼女を巡る冒険
- 作者: 津田雅美
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/08/05
- メディア: コミック
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ラストはまさしく浅葉のための物語。で、あるせいか他のキャラに関しては凄い蛇足というかとってつけた感があるというか。それでも、やはりスター軍団はスター軍団やったんやな、と。個人的に気になっていた健史などもきっちり椿と肩を並べていたりしてて、ホッとしましたし。あ、それから雑誌で読んだ時も思ったけど、雪野だけ「素」で見えている浅葉というのが、もう凄いツボ!咲良とのこれからの関係は、まさしく天国のような地獄のような。羨ましいとかそれ以前に、浅葉も良かったねぇ、とまたもや感慨に浸る。…絶対後で血ぃ見るでしょうが!
ある意味、カレカノと一緒に歳経ってきたような感覚があるから。自分の歳が最終回のカレカノメンバーと同いになった時に、また楽しく読めればな、と思いつつ。
ところで、カレカノ本編及びおまけページには、作者の趣味が満載!というのも結構面白くて。カレカノに出てくる書籍に絞ってざっと調べて見ました。
- 1巻…ケーキ「オペラ」に「オペラ座の怪人」マニア。
- 秘密の花園
- ヴァンパイア・レスタト
- 2巻…関係ないけど雪のんと浅ピンの初遭遇場面は、最終回読んだ後だとニヤリとする。既にこの頃から運命は廻り始めていたのね、と。
- 3巻
- 4巻…有馬のモデルは昔のキムタ○。
- 5巻…宮沢家朝の家族計画会議より。おかーさんの願望は雪野が引き継いだ形?
- 老人と海
- 愛と誠
- 6巻…歴史モノ再読中、といった感じ。
- 7巻…この巻は懐古フェア、あるいは純文学に対するスタンス。
- 8巻…大正あるいは明治時代。扉絵には純文の影響あり。
- チェーホフ(の何か)
- 9巻…雪野編クライマックス。ラストは何度読んでも圧巻。
- 10巻…真秀さんロマンチック全開。ここら辺からキャラが可愛くなった。
- 11巻
- 12巻…なし。
- 13巻
- 14巻…ありまの進路にモロ影響。
- 15巻…未読リストとして。
- 16巻
- 17巻…なし
- 18巻…ルーツとしての
- 犬神家、八ツ墓村
- 「外科室」(泉鏡花)
- 19巻…なし。しかし少女マンガ読めないというのは、また大きな発言。
- 20巻…ありまの本棚のひ・み・つ
- 21巻…なし。9年間お疲れ様でした!