「同級生」と言えば?

ちなみに、

てな感じ。大層な内容ではないけども。

同級生 (講談社文庫)

同級生 (講談社文庫)

さて、はまぞう「同級生」を検索すると1件目は『僕の牝秘書は同級生』でした。うーん幸先良い!嘘。
学園青春小説というのは、もともとラノベと食い合わせが良いとは思う訳で。そんな中でこの『同級生』の特徴は、野球・病弱の妹・死んだ恋人・ミステリアス美少女というラインナップ。東野圭吾の初期小説って、「恋愛モノとして印象に残るミステリ」という作風で、凄い好きなタイトルが多いです。恋愛模様としては『眠りの森』が1等好き、そしてヒロインで1番好き!だったのが『同級生』の緋呂子。
イメージとしては「青空」の八車文乃。少しキツめの印象。お嬢様で普段は澄まして態度。でも主人公には別の顔を見せる事も…ってアレ?もしかしてこの娘もツンデレという事になるのでしょうか?それは抜きにしても、文章のみでも伝わってくるキャラ描写が良い感じです。
ブギーポップ『パンドラ』にも似た、爽やかな印象ありで、読んでみてイヤーな気分になるとか、そういう事はないし。『おお振り』好きな人なんかにもお薦めはできそうです。<マンガ読んだ事ないけど。直感で。
自分にとっては幼き日の青春の一冊、どうでしょうか?