フカヒレ「俺なんか新作ゲーム買ったら地雷だったからその会社の掲示板荒らしてるっていうのに…」

駆け足でクリアーしました。かなり一気にやってしまったのですが、これはむしろ予想よりもあっさり目なボリュームだった、という事になるのかな?第2部での『デレ』が割と駆け足っぽいのと、話が極端に短いキャラもいるのが原因かな。しかし、時間がない・でもやりたい、という現状にはピッタリだったので個人的には助かった面も。ここら辺のバランスは常に流動的ですし。
そんなシナリオの長短の不安定さを払いのけてくれる、対馬ファミリーと生徒会メンバーのやり取りは見事でした。あ、2-Cの面子もかなり良い。皆黒いし。見様によってはダメ人間の怠惰な群れという幼馴染の集いと、乙女姉さんという固さ、生徒会長の横暴っぷり、どれもが良い具合に混ざり合って心地良いんだよなぁ。他人から見れば馬鹿馬鹿しいけど、この空間・この生き方こそが自分の信じるモノなんだ、っていう主張が素直に響きます。時々ぶつかりあうけどわかった上でぶつかりあうのが、それぞれの心根の良さを感じさせますし。
もちろん、ヒロインとの恋愛もそれぞれ面白い。正直、ツンデレな集合体ではないというのが結論。これは第2部の展開が総じて薄めなのが理由。「強気」な女の子の方がしっくりきます。題名通りの「つよきす」なキスもたくさんありましたしね。なごみんなどは、ツンデレかな?とも思いますけど。姫とか乙女さんとかよっぴーはトラウマ系、カニは意外性というところ。
うーむぶっ通しでやったのでとにかく眠い、細かいところはまた明日にしておこう。とにかく楽しかった!と言える一本。まあ、しかし何だ、女性って強いなぁと思う小説やらゲームやらの1日でした、今日は。