何でもない終わり

アニメ的には最高の終わり方できるんだろうなーとは思ってましたが、それにしても素晴らしいの一言。鬱展開からのどんでん返しはちょっとあっさりめだったけども、第1話以降ろくに観てなかったので、何も言う資格はないっす。アニメだけで追っかけてる人などは、「きたきたきたー!」と興奮できるに充分な熱さかと。かなめの服が綺麗だったのは少し残念。
ヴェノム戦についても似たような印象。アーバレストといいかなめといい、あれだけ滑らかな格闘・戦闘を表現されると、やはり逆に淡白。でも最高に贅沢な話だよなー、クオリティ高くてつまらない、なんて感想。
逆に原作より良かったのはテッサ呼び捨ての場面。あれだけは未だまともに読めないシーンでして。顔がにやける前に、本をベッドに投げ飛ばすのが常なくらい。それに比べると、テッサの悶える部分が上手く表現されていて。あの動きだよな、と安心。
後は、キャラ造形の凝り様とかが、もう。かなめの足首マジ最高。あんな足首見たことない!黒ソックス履いているから余計に破壊力がありました。テッサのいすに座りつつ指をモジモジとか、電車内のかなめの指先とスカートとか、グッとくる絵も多くて。興奮しつつも…感心・感動した!
ライトノベル×アニメとして、これほどまでの本格派はそうは出てこないんじゃなかろうか?と思うと同時に、是非、原作ともども最後までの付き合いが観てみたい!と願ってしまう作品です。アニメって凄いよなぁと、その可能性を見させてもらって満足!なのでした。