ブロードウェイ百年(4)〜名作誕生〜を観る。

ナレーションが市村正親という事もあって、何とはなしに続きで観てきたのですが、今までは正直良くわからんかった…。しかーし。ようやく今回になって有名どころというか知っているタイトルが続々と出てきた訳で、うーんミュージカルの名作って割と戦争前後の作品だったのね、と今更ながらの勉強状態でありました。
中でも『ガイズ・アンド・ドールズ』が、うーんやっぱり良いっすね。日本ではタカラヅカでの大地真央黒木瞳の当たり役らしい?確かに誰にでも出来るような感じじゃない、というより日本人にこの雰囲気を出せる人が少ないというミュージカルでしょうかねー。
そして『マイ・フェア・レディ』の製作秘話。シンデレラストーリーというとありきたりな響きになるけれど、やはりミュージカルとしては非常に新鮮な物語だったんだな、と。俳優に対しての歌唱指導として、「高低差をつけて喋れば良い」ってのはなかなか面白い。それらしく聞こえてるし。その流れとして「エド・サリバン・ショー」という番組についても。TVとミュージカルの関係が非常に上手く影響しあってた、か…良い時代だたんだな、と。
最後に『サウンド・オブ・ミュージック』。うーん確かに、当時批評家受けしなかったというのは何となくわからんでもない作品だとは思いますけど。しかし愛されるミュージカルであるのは間違いない!です。誰もが一度は映画を観た事はあるだろうし、エーデルワイスを歌った事があるのだから。
そんな感じで、今日は本当に古き良き、絢爛たる時代を垣間見た気分。明日は1960年以降のミュージカルという事なので、『コーラスライン』らしき映像がチラリと。昨年末観にいったばかりなので、初演当時の比較が面白いかも知れません。後は『ウェストサイド・ストーリー』なども同じ時代でしょうから、ちょいと楽しみにしつつ。