桶屋が儲ーかる！

かのこん〈2〉はじまりはじまり (MF文庫J)

エロス分、前巻比１.５倍！(貧乳成分追加につき)　○っぱい擬音は一気に進化！ゆやん、ゆよ、ゆやや、よよよよん。
という訳で、序盤での夕刻の帰り道は秀逸というより淫逸もの。一巻同様、積極的なスキンシップ…では終わらせないちずるさんの一挙手一投足は…うーんノリノリですね。そして主人公・耕太のもう片側を埋めるべく登場した銀髪の髪の望との、予想通りのサンドイッチ展開…うーん豪勢ですね。ホットドッグというアイテムは流行り物チックな。クールドックならば違う吸血鬼になりますが。
今回は、ちずると耕太を巡る謎も少し見えてきたところで、続く気まんまんな最後の締めが意外に笑えました。いや、中盤での挿絵付き戦闘シーンが少し引っかかったというか、珍しいチョイスだと思っていたら、成る程そういうオチにつながるんですねーという感じ。全体的には読んでておなか一杯な印象なんですが、アグレッシブに新言語を創造する作者さんの勢いを買いつつ、ここは一つ素直に一吼え、「えろーい！」と月夜に戦慄くのが粋ってもんじゃないですかね。