ぶらぶらとソフマップ神戸→ユニクロでお買い物。同じ建物内だと便利やね。ハーバーランド店はバカでかい上に店員さんの接客も素晴らしいナイス店舗、笑顔で「お荷物まとめましょうか?」との申し出も非常に有難い。ただ、思わずハイと答えて差し出した袋の中身はエロゲとかエロゲとかエロゲだったりする訳で。まあ神戸でエロゲを買う人にとっては割と良くある話なのかも知れません。ヒートテックぬくいです。
コーラスラインの話が興味深かったので思わず反応。自分もコミケ2日目帰りに観てきたので、ほぼ同じ演出を体感している筈?ブロードウェイ版は未体験ですが、映画版が滅茶苦茶好きなので、四季で観る度にあれこれ比較してみたり。良くも悪くも劇団四季、なんですよね。

  • 特別な舞台

歴史的な背景はともかくとして、劇団四季という集団に一番しっくりとくるミュージカルだと思います。彼らが「全てを捨てて生きた日々に後悔はない」と歌うからこそ心を揺さぶられる訳で。たとえ当の場面は学芸会的なノリであっても、どうやら補正がかかって観ているようです。

  • 思い入れ

幼心に観た映画が素晴らしくて、好き嫌いで言ったらダントツで好きな作品。とはいうものの、歌は英語ですね。キャッツやオペラ座エリザベートなどは日本語版好きなんですけど、コーラスラインは何故か微妙。物語としては、ザックとキャシーにひっかかりを覚えるという部分に頷き半分、といったところです。逆に言えば、あの2人が目立つ時点で演出としてはまずいのかも。ザックがキャシーに「本当にあれがやりたいのか?」と問いかける一連の流れで、スターも何も関係ない「ライン」=世界全体を体感したい派。個人的には最後にディアナがヒロインみたいになってて嫌でした。あんなに目立ってたかな?

  • 演技

芝居パートはから受ける印象は、ほぼ共通項だと思います。四季ファンは、もはや別の楽しみ方をしている気が。役者レベルで追っかけているとか。それでもポールが怪我をしてからの演技は微妙。クライマックス前のつなぎ、少し気の利いた掛け合いで良いと思います。「自己紹介」を経て打ち解けあうも、長丁場のダンスで消耗していく心身。アクシデントで途切れた緊張、場に漂うふとしたけだるさ…おもむろにザックが、「もし踊れなくなったら、どうする?」―という流れで真剣しゃべり場は無い、なぁ。映画版のシーラとザックのやり取りはとても素敵。

  • お気に入りのナンバー

何と言っても「Nothing」。亡くなった先生への感傷で泣いたんじゃなくて、やっぱり何も感じない自分に泣いたのよ…という歌詞に号泣。「Dance: Ten; Looks: Three」も良い!「At The Ballet」と対になった曲で、自らのコンプレックスに対するスタンスの違いが一方は微笑ましいし、一方は切なくて。「One」は大トリにふさわしい名曲!ちなみに今回の演出で、3番手くらいでザックが踊っていたのは笑っちゃいました。ラインで踊る8人選んでるのに、それより先に出てくるのはアリなんでしょうか?ブロードウェイ版だとどうなっているのか気になります。
粗を探せばキリがないのですが、役者が舞台で『コーラスライン』を演じる―その大前提そのものがとても魅力的なミュージカルなので、観て損はないかと。まずは気軽に映画を。ミュージカル映画としては傑作です。あー、でもブロードウェイ版と四季版を両方観ているのはちと羨ましいな…と思いつつ。