ブギーポップの同人誌も少しはあったかも?という話

ライトノベルのパロディ同人誌が少ないという話@SSMGの人の日記
スレイヤーズオーフェンについては後天性無気力症候群さんが、マリみてAngel Heart Clubさんがそれぞれ言及されているので、自分はブギーポップについて少し参加。
まずは仰るとおり、男性向けかつ非エロのラノベ同人は昔から少ないような気がします。内容的にオールジャンルで男が読んでも面白い…という同人誌ならば沢山あるのですが、書き手がほぼ女性。つまりシマ的にBL小説コーナーよろしく野郎が入りにくい雰囲気を醸し出している事が多く、現場でも手に取りにくいものがあったのではないでしょうかね。
その点、アニメ化したりすると男性の書き手さんもエロが多いものの増えるのですが、例えばオーフェンなどはアニメが…黒も黒、真っ黒なアレで増える要素ゼロ、それどころか小説のペース自体が鈍り始めて斜陽の時代を迎えつつあった…という流れもあったり。アニメ化で効果的だったのは本当にハルヒだけのような気がしてきます、どうにも。ロードスも微妙でしたしねーOVAはともかくとして。
ブギーポップもご多分に漏れずアニメは振るわなかったのですが、同人誌の状況については以前こんな感じでまとめてたり。数的には少なかったものの、ライトノベルで『男性向け同人ショップで委託されるくらいにインパクトのある同人誌』の先駆けはブギーにあり、ですよ。次に続いたのは言わずもがな、マリみてでしょうね。「まりみてのほん〜紅〜」はとらで買いました。
しかし何れにせよ、オールジャンルそのもので大流行りするのは無理があるのでしょう。女性は801に、男性はエロに傾きがちなもの。オーフェンではレティシャが迫っただけで大暴動が起きましたし、マリみてではレイニー止めの期間が今も語り草。小説/ライトノベルジャンルの秘める爆発力は性別に関係なく熱い時ゃあ熱いんですけどネ。
余談として小説ジャンルにエロゲジャンルを加えると、SSなどは男性の書き手さんが多いなという印象があるけどどうなんでしょ?…と思いつつ。